具志川運動公園屋内運動場(具志川ドーム)
ぐしかわうんどうこうえんおくないうんどうじょう
本施設は平成2 年美ら畠沖縄高校総体の相撲大会会場として計画をおこなっています。相撲会場として使用するため移動式の土俵と昇降式の用屋根等を使用した計画としています。また、大会のみならず競技者の育成等に対応するために、常設の相撲場も整備しています。
人工芝の上を移動す る約2 7 t の移動土俵、約27tの組立解体が可能な吊屋根、アリーナ全体の換気を約2時間で入替でき、大型アルミ引き戸に熱線吸収ガラスを使用することで、内部の熱を極力さげることで、室内環境の向上に努めた計画としています。
施設は相撲だけでなく、多目的な施設として市民の誰もがいつでも利用でき、高齢者や車 椅子使用者も含めて、ユニバーサルデザインに対応した人にやさしい施設計画としてします。アリーナの長円形は緩やかな曲線と金属の大屋根は周辺の景観に配慮した計画とし、夜間は膜からこぼれる光で地域のシンボルとなる計画としています。
所在地 | うるま市 |
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主要用途 | スポーツ練習場 |
建築主 | うるま市 |
延床面積 | 4479㎡ |
構造 | RC+S造 |
階数 | 1階 |
計画年 | 2006年 |